欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、小動き

 12日の欧州外国為替市場でドル円は小動き。20時時点では142.62円と17時時点(142.75円)と比べて13銭程度のドル安水準だった。前日比プラス圏で推移している米長期金利の動きも支えに142円半ばで下げ渋り底堅さを示すも、戻り局面では売り圧力が強く143円近辺で上値が抑えられ、142円後半で小幅の上下にとどまっている。

 ユーロドルも動意薄。20時時点では1.1022ドルと17時時点(1.1007ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ高水準だった。1.10ドル割れを回避し、1.10ドル前半の狭いレンジ内で振幅。この後に予定されている欧州中央銀行(ECB)の政策イベント待ちムードが強い。

 ユーロ円は20時時点では157.20円と17時時点(157.14円)と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。ドル円、ユーロドルの方向感が鈍いこともあり、157円前半で小幅の上下に始終した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.23円 - 143.04円
ユーロドル:1.1006ドル - 1.1024ドル
ユーロ円:156.63円 - 157.51円

(金)
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