欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、強含み

 17日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。22時時点では140.97円と20時時点(140.66円)と比べて31銭程度のドル高水準だった。8月米小売売上高が前月比で+0.1%と予想の-0.2%を上回ったことに買いで反応。自動車を除くコアは前月比で+0.1%と予想の+0.2%を下回ったこともあり、すぐに失速したが米10年債利回りが次第に上昇したため、22時前には141.12円付近まで値を上げた。

 ユーロドルはやや上値が重い。22時時点では1.1125ドルと20時時点(1.1134ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。米小売統計の発表後は1.1140ドル付近から1.1120ドル付近まで水準を切り下げている。

 ユーロ円は22時時点では156.82円と20時時点(156.61円)と比べて21銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれる形で156.90円台まで値を上げるなど底堅く推移している。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:140.32円 - 141.23円
ユーロドル:1.1116ドル - 1.1146ドル
ユーロ円:156.05円 - 157.10円


(越後)
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