欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、強含み

 26日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。22時時点では144.57円と20時時点(144.35円)と比べて22銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが3.75%台へ低下した局面では、一時144.11円まで下値を広げた。しかし、前週分の新規失業保険申請件数や8月米耐久財受注額などが予想より強い内容だったことで、米10年債利回りが3.80%台まで上昇するなか、144.72円付近まで下値を切り上げた。
 前週分の新規失業保険申請件数(21.8万件)は4カ月ぶりの低水準だった。

 ユーロドルは小幅安。22時時点では1.1151ドルと20時時点(1.1154ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。米10年債利回りの低下を受けて、一時1.1165ドルまで上値を伸ばした後、米金利上昇とともに1.1138ドル付近まで反落した。

 ユーロ円は小幅高。22時時点では161.22円と20時時点(161.01円)と比べて21銭程度のユーロ高水準だった。一時160.75円まで下値を広げた後に161.33円前後まで反発。総じてドル円につれた動きとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.11円 - 145.20円
ユーロドル:1.1126ドル - 1.1165ドル
ユーロ円:160.75円 - 161.85円





(山下)
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