東京外国為替市場概況・17時 ドル円、底堅い

 4日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。17時時点では146.31円と15時時点(146.08円)と比べて23銭程度のドル高水準だった。東京仲値付近から続いた下落の流れは146円割れで一服。本邦輸出企業からと見られていたドル売りが止むと、146.35円前後まで下値を切り上げた。

 ユーロ円は下げ渋り。17時時点では161.34円と15時時点(161.17円)と比べて17銭程度のユーロ高水準だった。ドル円につれて持ち直し、現物の欧州株やナイトセッション・日経平均先物のプラス推移を眺めながら、一時161.45円付近まで買戻された。

 ユーロドルは伸び悩み。17時時点では1.1028ドルと15時時点(1.1033ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。昨日急騰したユーロポンドに売り戻しが強まると、ユーロドルも1.1020ドル台でじり安となった。
 ユーロポンドは0.84ポンドを割り込み、0.8374ポンドまでユーロ安ポンド高が進んだ。また、昨日売り込まれた反動からか、ポンドは対ドルでも1.3168ドルまで上昇している。
 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.92円 - 146.93円
ユーロドル:1.1025ドル - 1.1040ドル
ユーロ円:161.01円 - 162.14円


(小針)
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