今日の株式見通し=軟調か 長期金利上昇を嫌気して米国株は下落
東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は398ドル安の41954ドルで取引を終えた。10年債利回りが4%を上回ったことで、長期金利上昇に対する警戒が強まった。500ドル超下げる場面もあり、終盤にかけての動きが弱かった。ドル円は足元148円00銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて455円安の38915円、ドル建てが285円安の39085円で取引を終えた。
米国株安を嫌気した売りに押されると予想する。先週末4日の米国株は良好な9月雇用統計を受けて長期金利が上昇しても強く買われたが、基本的には金利上昇は株式には逆風。10年債利回りが4%を超えて上昇が続いた場合には、FRBの政策判断にも影響が出てくる可能性がある。CME225先物は39000円近辺からのスタートを示唆している。日経平均も7日まで3日続伸する中で1500円近く水準を切り上げており、きょうはクールダウンの1日になるだろう。ただし、心理的節目の39000円より下では押し目買いが期待できること、米国ではエヌビディアが2%超上昇するなど半導体株には買いが入っていることなどから、売り一巡後は比較的早い時間に値動きが落ち着くと予想する。日経平均の予想レンジは38800円-39300円。
米国株安を嫌気した売りに押されると予想する。先週末4日の米国株は良好な9月雇用統計を受けて長期金利が上昇しても強く買われたが、基本的には金利上昇は株式には逆風。10年債利回りが4%を超えて上昇が続いた場合には、FRBの政策判断にも影響が出てくる可能性がある。CME225先物は39000円近辺からのスタートを示唆している。日経平均も7日まで3日続伸する中で1500円近く水準を切り上げており、きょうはクールダウンの1日になるだろう。ただし、心理的節目の39000円より下では押し目買いが期待できること、米国ではエヌビディアが2%超上昇するなど半導体株には買いが入っていることなどから、売り一巡後は比較的早い時間に値動きが落ち着くと予想する。日経平均の予想レンジは38800円-39300円。