東京外国為替市場概況・10時 ドル円、下げ渋り

 9日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。10時時点では148.23円とニューヨーク市場の終値(148.20円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。本邦勢の本格参入後は売りが先行し一時148.01円まで値を下げた。もっとも、節目の148.00円割れを回避すると東京仲値に向けては下げ渋った。

 ユーロ円も下げ渋り。10時時点では162.68円とニューヨーク市場の終値(162.72円)と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。全般に円買いの動きが目立つ中で162.46円まで下押す場面があったが、その後はドル円と同様に下げ止まった。

 ユーロドルは10時時点では1.0974ドルとニューヨーク市場の終値(1.0980ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。前日終値付近で方向感が出ていない。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.01円 - 148.32円
ユーロドル:1.0974ドル - 1.0981ドル
ユーロ円:162.46円 - 162.84円

(岩間)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。