ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、堅調

 8日のニューヨーク外国為替市場でドル円は堅調。24時時点では148.31円と22時時点(148.04円)と比べて27銭程度のドル高水準だった。米長期金利の指標となる米10年債利回りが一時4.0549%前後と8月1日以来およそ2カ月ぶりの高水準を記録すると円売り・ドル買いが先行。24時前に148.33円と日通し高値を付けた。
 主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時102.59まで上昇した。

 ユーロドルは上値が重かった。24時時点では1.0971ドルと22時時点(1.0976ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出ると一時1.0966ドルと本日安値を付けた。

 メキシコペソは軟調。WTI原油先物価格が一時5%超下落したことを背景に産油国通貨とされるメキシコの通貨ペソに売りが出た。ドルペソは一時19.4507ペソ、ペソ円は7.62円までペソ安に振れた。

 ユーロ円は強含み。24時時点では162.71円と22時時点(162.49円)と比べて22銭程度のユーロ高水準。ユーロドルの下落につれた売りが出た半面、ドル円の上昇につれた買いが入った。23時過ぎには一時162.82円と日通し高値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.35円 - 148.33円
ユーロドル:1.0966ドル - 1.0997ドル
ユーロ円:161.91円 - 162.82円


(中村)
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