ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、強含み

 4日のニューヨーク外国為替市場でドル円は強含み。2時時点では148.93円と24時時点(148.49円)と比べて44銭程度のドル高水準。強い雇用統計の結果を受けたドル買いが継続。米2年債利回りが3.91%、同10年債利回りが3.96%台まで上昇したこともあり、ドル円は149.00円まで強含んだ。
 なお、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」によると、11月6-7日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の利下げを予想する確率は前日の32.1%から0%になり、0.25%の利下げは95.1%、そして据え置きは4.9%になっている。

 ユーロドルはじり安。2時時点では1.0960ドルと24時時点(1.0970ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の上昇を受けてユーロドルも1.0951ドルまでじり安。
 
 ユーロ円は堅調。2時時点では163.22円と24時時点(162.89円)と比べて45銭程度のユーロ高水準。米金利の上昇で多くの通貨でドル買いが進んだが、対円での上げ幅が大きいことでユーロ円は163.28円まで買われ堅調推移。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.92円 - 149.00円
ユーロドル:1.0951ドル - 1.1040ドル
ユーロ円:161.01円 - 163.28円


(松井)
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