ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下げ渋り

 7日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。24時時点では148.22円と22時時点(148.19円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。前週末に急伸した反動でNY勢参入後は利益確定目的のドル売りが先行。23時前に一時147.86円と日通し安値を更新した。
 ただ、米大幅利下げ観測が後退する中、米長期金利の上昇に伴うドル買いが入ると下げ渋った。

 ユーロドルは伸び悩み。24時時点では1.0974ドルと22時時点(1.0977ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。NY勢が参入するとドル売りが先行し一時1.0985ドルと日通し高値を付けたものの、米金利上昇に伴うドル買いが入ると上げ幅を縮めた。

 ユーロ円はもみ合い。24時時点では162.66円と22時時点(162.66円)とほぼ同水準だった。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.86円 - 149.13円
ユーロドル:1.0954ドル - 1.0985ドル
ユーロ円:162.30円 - 163.57円


(中村)
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