欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、底堅さ維持

 9日の欧州外国為替市場でドル円は底堅さを維持。20時時点では148.60円と17時時点(148.54円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。欧州株のプラス推移やダウ先物の下落幅縮小を支えに、一時148.75円まで上昇。その後はじり高の流れをやや落ち着かせた。

 ユーロ円も底堅い。20時時点では162.95円と、17時時点(162.81円)と比べて14銭程度のユーロ高水準だった。株式市場の動向をにらみ、リスク選好の円売りを強める場面があった。東京タイムにつけた163.07円を上回り、一時163.11円まで上昇した。

 ユーロドルは下げ渋り。20時時点では1.0965ドルと17時時点(1.0960ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ円が上値を伸ばすなか、ユーロドルも一時1.0970ドル付近へ持ち直した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.01円 - 148.75円
ユーロドル:1.0951ドル - 1.0981ドル
ユーロ円:162.39円 - 163.11円

(関口)
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