欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、売り一服

 7日の欧州外国為替市場でドル円は売り一服。20時時点では148.64円と17時時点(148.27円)と比べて37銭程度のドル高水準だった。148.06円まで下落幅を広げたところで下値を探る動きが一巡。欧州株が下げ渋ったほか、ナイト・セッションの日経平均先物も下げ止まりの兆候を示し始めたことで、リスク回避の円買いが落ち着いた。時間外取引の米10年債利回りが4.01%台へ上昇したこともあり、148.60円台へ戻した。

 ユーロ円も下落が一巡。20時時点では162.98円と、17時時点(162.65円)と比べて33銭程度のユーロ高水準だった。162.40円をまで下落幅を拡大。しかし、その後はドル円と同様に円買いの流れを緩め、162.99円前後と、163円回復をうかがう動きとなった。

 ユーロドルは20時時点では1.0965ドルと17時時点(1.0969ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。1.0954ドルまで小幅に下押し。しかし強い方向感はなかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.06円 - 149.13円
ユーロドル:1.0954ドル - 1.0979ドル
ユーロ円:162.40円 - 163.57円

(関口)
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