欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、じり高

 2日の欧州外国為替市場でドル円はじり高。22時時点では145.37円と20時時点(144.79円)と比べて58銭程度のドル高水準だった。石破首相の利上げけん制発言が材料視されていることもあり、NY勢の参入後も円売りの流れが継続。9月ADP全米雇用報告が予想を上回る結果になると、米金利の上昇とともにドル買いも進み、一時145.45円まで本日高値を更新した。

 ユーロドルは小安い。22時時点では1.1053ドルと20時時点(1.1067ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。1.1070ドルを挟んだ水準でのもみ合いとなっていたが、ADP全米雇用報告の結果公表後はドル買いの流れに沿って1.1051ドルまで下押しした。

 ユーロ円は22時時点では160.69円と20時時点(160.24円)と比べて45銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれて円売り・ユーロ買いが進み、一時160.76円まで上値を伸ばした。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.43円 - 145.45円
ユーロドル:1.1051ドル - 1.1083ドル
ユーロ円:158.71円 - 160.76円

(岩間)
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