欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、上昇

 2日の欧州外国為替市場でドル円は上昇。20時時点では144.79円と17時時点(144.04円)と比べて75銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りが3.76%台まで上昇するのをながめて144.41円まで買われるも、前日高値144.53円が目先の抵抗として意識されると144.08円付近まで押し戻された。その後、石破首相が「現在、利上げをするような環境にはない」などと発言して円売りが活発化すると144.86円まで上値を伸ばした。

 ユーロ円も上昇。20時時点では160.24円と17時時点(159.41円)と比べて83銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇に連れて159.86円まで値を上げた後に159.50円前後まで小緩むも、石破首相発言を受けて円売りが活発化すると160.33円まで切り返した。

 ユーロドルは伸び悩み。20時時点では1.1067ドルと17時時点(1.1067ドル)とほぼ同水準だった。欧州長期金利の上昇を手掛かりに1.1083ドルまで買われるも、その後は1.1060ドル前後まで押し戻された。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.43円 - 144.86円
ユーロドル:1.1054ドル - 1.1083ドル
ユーロ円:158.71円 - 160.33円


(川畑)
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