欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、強含み

 30日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。22時時点では142.95円と20時時点(142.60円)と比べて35銭程度のドル高水準だった。19時30分過ぎに142.79円付近まで上昇した後、いったんは142.40円台まで押し戻されたものの、売りが一巡すると142.99円の高値まで買い戻しが入った。米10年債利回りが3.79%台まで上昇幅を拡大していることもあり、米金利の動向をにらんだ推移となっている。

 ユーロドルは伸び悩み。22時時点では1.1189ドルと20時時点(1.1190ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。21時前に再び1.12ドル台に乗せたものの、米金利上昇の影響もあって上値は重かった。

 ユーロ円は22時時点では159.95円と20時時点(159.57円)と比べて38銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれて円売り・ユーロ買いが進み、一時159.98円まで本日高値を更新した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.65円 - 142.99円
ユーロドル:1.1154ドル - 1.1209ドル
ユーロ円:158.11円 - 159.98円

(岩間)
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