オセアニア通貨は下げ幅拡大、株安も嫌気しNZドル円は90.08円まで弱含み

 オセアニア通貨は下げ幅を拡大。早朝に発表されたニュージーランドの7-9月期消費者物価指数(CPI)が弱かったことで、来月のNZ準備銀行(RBNZ)の利下げ予想が50ベーシスポイント(bp)を超える可能性が指摘されNZドルが弱含んだ。さらに日経平均をはじめ株安を嫌気したオセアニア売りも入り下げ幅を拡大している。

 豪ドル/ドルは0.6668ドル、NZドル/ドルは0.6040ドルまで下げ幅を拡大したほか、豪ドル円は99.44円、NZドル円は90.08円まで売られている。
 
 なお、RBNZが50bpを超えた利下げを行ったのは、過去にコロナウイルスのパンデミックと2008年の世界的な信用危機を迎えた2回のみ。

(松井)
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