17日の主な要人発言(時間は日本時間)(2)

17日16:23 中国商務省
「中国は米政権との協議に応じる用意がる」

17日21:22 欧州中央銀行(ECB)声明
「声明では、金利が制限的であるとの言及を省略」
「インフレ率が中期目標である2%で持続的に安定することを目指す」
「インフレ率は予想通りに推移している」
「貿易摩擦に対する市場の非常に不安定な反応は、資金調達条件に引き締めの影響を与えそうだ」
「現在の例外的な不確実性の状況では、データに依存し、会合ごとのアプローチをとる」
「基調的なインフレ率の大半の指標は、インフレ率が中期目標である2%程度に持続的に落ち着くことを示唆している」
「特定の金利パスを事前に確約していない」
「賃金の伸びは緩やかになっている」

17日21:46 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁
「関税が今年のインフレ率を押し上げ、成長率を低下させるだろう」
「インフレ期待が今注目すべき重要なポイント」
「最近のインフレ率は良いニュースだが、まだ目標を上回っている」
「関税は今年のインフレに間違いなく影響、いつまで続くかは不明」
「今年の成長率は大幅に低下する可能性が高く、失業率は上昇」
「景気後退に関する予測は行わない」
「物価の一時的な変化が長期的に影響しないことを確認する必要がある」

17日21:57 ラガルドECB総裁
「経済成長は下方向へのリスクが増している」
「経済見通しは異例の不確実性により不透明になっている」
「ユーロ圏の競争力、強じん性の強化が課題」
「通商の争いが物価見通しの不透明性を増している」
「関税の影響はいまだに明確でない」
「利下げの決断は全会一致だった」
「0.5%の利下げを主張した者はいなかった」
「金融市場の逆風的な反応は、インフレを低下させる可能性」
「強いユーロはインフレを押し下げる可能性」
「数週間前には、利下げを見送ることを支持する総裁も複数いた」
「我々は2%の目標を達成するために必要なことは何でもやる決意だ」

17日22:17 シェインバウム・メキシコ大統領
「トランプ米大統領との電話会談は生産的だった」
「両国に利益をもたらす合意に向けて対話を継続していく」

17日22:24 中国の習近平国家主席
「貿易戦争は多国間貿易体制を損ない、世界経済秩序を混乱させる」

18日00:14 ゲオルギエバ国際通貨基金(IMF)専務理事
「貿易摩擦は各国に地域貿易への注力を促すことになる」
「世界経済の減速が見られ、企業が計画を立てられるよう不確実性を減らす必要」
「米国の成長促進策の一部が前進しているのは良いこと」
「米国経済が強いことは世界全体の安定要因」
「経済状況が大きく変化していることを認識しており、税制を含む他の分野でも政策転換が見込まれる」
「実体経済は機能しており、労働市場も非常に堅調」

18日01:34 ベッセント米財務長官
「日本との協議は非常に満足のいく方向に進んでいる」

※時間は日本時間

(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。