【BOC声明】「政策金利をさらに引き下げる予定」

カナダ銀行(BOC、カナダ中央銀行)声明
「GDP成長率は、低金利に支えられ、徐々に強まると予測」
「CPIインフレ率は、6月の2.7%から9月の1.6%へと大幅に低下した」
「住宅のインフレ率は依然として高いものの、緩和し始めている」
「世界的な原油価格の下落により、ガソリン価格が下落した」
「コアインフレ率の指標は現在2.5%未満」
「インフレ圧力はもはや広範囲に及ばないため、企業と消費者のインフレ期待はほぼ正常化している」
「インフレ率は予測した期間を通じて目標に近い水準を維持し、インフレ率の上昇圧力と低下圧力がほぼ均衡すると予想」
「インフレ率が現在2%の目標付近に戻ったため、理事会は経済成長を支援し、インフレ率を 1%から3%の範囲の中央付近に維持するため、政策金利を0.50%引き下げることを決定」
「経済が最新の予測とほぼ一致するよう推移すれば、政策金利をさらに引き下げる予定」
「ただし、政策金利のさらなる引き下げの時期とペースは、今後得られる情報と、それがインフレ見通しに与える影響に関する評価によって決まる」
「BOCは1回の会合ごとに決定を下す」
「インフレ率を2%の目標に近づけることで、国民の物価安定を維持することに尽力する」

(中村)
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