東京外国為替市場概況・15時 ドル円、伸び悩み

 28日午後の東京外国為替市場でドル円は伸び悩み。15時時点では153.53円と12時時点(153.57円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが4.27%台で推移し、後場の日経平均株価が一時820円超上昇したことで、153.75円前後まで強含みに推移した。しかし日経平均が大引けにかけて上昇幅を縮めたこともあり、153.50円台まで上値を切り下げた。

 ユーロ円は買いが続かなかった。15時時点では165.62円と12時時点(165.68円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。日経平均株価が上値を伸ばし、ドル円も強含みに推移したことで、165.40円台から165.75円前後まで切り返す場面があった。ただし、その後は日経平均株価の上昇一服もあり、165.60円台で伸び悩んだ。

 ユーロドルは小安い。15時時点では1.0787ドルと12時時点(1.0788ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。米10年債利回りが4.27%台で高止まりしていることで、一時1.0782ドルまでわずかに下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.47円 - 153.88円
ユーロドル:1.0782ドル - 1.0807ドル
ユーロ円:164.44円 - 166.07円


(山下)
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