ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、もみ合い

 25日のニューヨーク外国為替市場でドル円はもみ合い。24時時点では152.03円と22時時点(151.92円)と比べて11銭程度のドル高水準だった。NY勢参入後も目立った動きは見られず、152.00円を挟んだ狭いレンジ取引に終始した。27日投開票の衆院選を前に方向感が出にくい状況だ。
 なお、10月米ミシガン大学消費者態度指数確報値は70.5と予想の69.0を上回ったものの、相場の反応は限られた。

 ユーロドルは小動き。24時時点では1.0830ドルと22時時点(1.0838ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。22時前に一時1.0839ドルと日通し高値を付けたものの、買い戻しはあくまでポジション調整の域を出ず長続きしなかった。今日これまでの値幅は0.0025ドル程度と小さかった。
 なお、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁は「ディスインフレのプロセスは極めて順調」と述べたと伝わった。

 ユーロ円は24時時点では164.66円と22時時点(164.66円)とほぼ同水準だった。23時過ぎに一時164.79円と日通し高値を付けたものの、値幅自体は小さかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.46円 - 152.16円
ユーロドル:1.0814ドル - 1.0839ドル
ユーロ円:163.95円 - 164.79円


(中村)
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