ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、売り一服

 24日のニューヨーク外国為替市場でドル円は売り一服。4時時点では151.82円と2時時点(151.69円)と比べて13銭程度のドル高水準。3時前に米10年債利回りが4.17%台まで低下すると、ドル円もつれて151.55円まで下値を広げた。しかし、米金利の低下がおさまると、売りも一服し151.80円台を回復した。なお、加藤財務相は「足もと、為替含めた金融市場はボラティリティが大きい」「G20では為替のコミットメントを再確認した」と発言したが、市場の反応は限られた。

 ユーロドルは堅調。4時時点では1.0822ドルと2時時点(1.0811ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準。米金利の低下で下値が支えられると、その後もユーロ円やユーロポンドなどが買われたことで堅調地合いを維持した。4時前には1.0826ドルまでじり高になっている。

 ユーロ円は底堅い。4時時点では164.31円と2時時点(163.99円)と比べて32銭程度のユーロ安水準。ドル円の売りが一服すると、ユーロ円も164.30円台まで買われ底堅く推移。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.55円 - 152.83円
ユーロドル:1.0771ドル - 1.0826ドル
ユーロ円:163.81円 - 164.76円


(松井)
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