今日の株式見通し=堅調か 米国株は3指数がそろって上昇

 東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は273ドル高の42387ドルで取引を終えた。3指数とも値幅はあまり出なかったが、高く始まった後はプラス圏で落ち着いた動きが続いた。原油価格が大きく下落したことが支援材料となった。ドル円は足元153円30銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて65円の38605円、ドル建てが30円高の38700円で取引を終えた。

 CME225先物は横ばい程度からのスタートを示唆している。きのうの日経平均は691円高と大きく上昇しており、前日の反動は出てくるかもしれない。ただ、米国株が強くドル円が円安気味に推移している環境では、売り急ぎは抑制されるだろう。この先、国内では決算発表が本格化する。先週までの下げで多くの銘柄には値ごろ感が出てきている。初動が甘くなったとしても警戒ムードは高まらず、下げる場面があれば買いが入ることで、最終的にはプラスで終えると予想する。日経平均の予想レンジは38500円-38800円。

(小針)
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