東京外国為替市場概況・10時 ドル円 じり安

 29日の東京外国為替市場でドル円はじり安。10時時点では153.01円とニューヨーク市場の終値(153.29円)と比べて28銭程度のドル安水準だった。日経平均が反落して寄り付き、時間外の米長期金利が低下してスタートした動きを眺めながら、ドル円は調整の売りが優勢。153円を割り込み、10時過ぎには152.87円まで下値を広げた。

 ユーロ円は連れ安。10時時点では165.50円とニューヨーク市場の終値(165.73円)と比べて23銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下げにつられ、165.36円まで弱含んだ。また、ポンド円は198.38円、豪ドル円は100.53円、NZドル円は91.39円まで下押した。

 ユーロドルはもみ合い相場が継続。10時時点では1.0816ドルとニューヨーク市場の終値(1.0812ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。時間外の米長期金利が低下して始まると1.0819ドルまでわずかに上値を伸ばしたが、方向感は出ず1.0810ドル台で動意に欠ける動きが継続。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.87円 - 153.36円
ユーロドル:1.0811ドル - 1.0819ドル
ユーロ円:165.36円 - 165.82円


(金)
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