ニューヨーク外国為替市場概況・29日 ドル円、小幅に3日続伸
29日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小幅に3日続伸。終値は153.36円と前営業日NY終値(153.29円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが上昇したことを受けて欧州時間からの買いが継続。21時30分過ぎには一時153.87円と本日高値を付けたが、昨日高値の153.88円には届かず伸び悩み。9月米JOLTS求人件数が744.3万件と予想の800.0万件を大幅に下回ったことが伝わると153.04円付近まで失速した。
ただ、同時に発表された10月米消費者信頼感指数が良好な内容だったほか、米金利が上昇幅を拡大すると153.75円近辺まで持ち直す場面も見られた。一方で、米7年債入札が好調だったことで米金利が一転低下したこともあり戻りも限られ、その後は153円台半ばを中心としたもみ合いとなった。
ユーロドルは小幅に続伸。終値は1.0819ドルと前営業日NY終値(1.0812ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の上昇に伴うドル買い圧力に押される形で売りが先行し、昨日安値の1.0782ドルを下抜けて1.0769ドルまで値を下げた。ただ、低調な米雇用指標をきっかけに反発。米金利の一転低下も支えとなり、引けにかけて1.0810ドル台まで持ち直した。市場では「週末の10月米雇用統計や来週の米大統領選を控えてドル相場は気迷いムードが強い」との声が聞かれた。
ユーロ円は3日続伸。終値は165.91円と前営業日NY終値(165.73円)と比べて18銭程度のユーロ高水準だった。ドル絡みの取引が中心となったためユーロ円自体の方向感は出ず、165円台半ばから後半を中心としたもみ合いに終始した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.76円 - 153.87円
ユーロドル:1.0769ドル - 1.0826ドル
ユーロ円:165.16円 - 166.08円
(越後)
ただ、同時に発表された10月米消費者信頼感指数が良好な内容だったほか、米金利が上昇幅を拡大すると153.75円近辺まで持ち直す場面も見られた。一方で、米7年債入札が好調だったことで米金利が一転低下したこともあり戻りも限られ、その後は153円台半ばを中心としたもみ合いとなった。
ユーロドルは小幅に続伸。終値は1.0819ドルと前営業日NY終値(1.0812ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の上昇に伴うドル買い圧力に押される形で売りが先行し、昨日安値の1.0782ドルを下抜けて1.0769ドルまで値を下げた。ただ、低調な米雇用指標をきっかけに反発。米金利の一転低下も支えとなり、引けにかけて1.0810ドル台まで持ち直した。市場では「週末の10月米雇用統計や来週の米大統領選を控えてドル相場は気迷いムードが強い」との声が聞かれた。
ユーロ円は3日続伸。終値は165.91円と前営業日NY終値(165.73円)と比べて18銭程度のユーロ高水準だった。ドル絡みの取引が中心となったためユーロ円自体の方向感は出ず、165円台半ばから後半を中心としたもみ合いに終始した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.76円 - 153.87円
ユーロドル:1.0769ドル - 1.0826ドル
ユーロ円:165.16円 - 166.08円
(越後)