インド中銀、12月利下げの可能性高まる
インド準備銀行(RBI)が12月の金融政策委員会で政策金利を0.25%ポイント引き下げ、6.25%にするとの予想が高まっていると一部通信社が伝えた。インフレ率は9月に予想外の上昇を見せたものの、今後数四半期で緩和すると予測されている。経済成長率は若干の鈍化が見込まれるものの、インドは依然として主要新興国の中で最も高い成長率を維持すると予想されているが、一人当たりGDPでは他の新興国に遅れをとっており、金融緩和の余地があるとの見方もある。
ただし、インフレ率が中央銀行の中期目標である4%を上回る状態が2026年初頭まで続くと予想されるため、大幅な利下げの余地は限られている。多くのエコノミストは12月の利下げ後、2025年2月にもう一度の利下げがあると予想しているが、それ以降の追加利下げについては意見が分かれている。
(越後)
ただし、インフレ率が中央銀行の中期目標である4%を上回る状態が2026年初頭まで続くと予想されるため、大幅な利下げの余地は限られている。多くのエコノミストは12月の利下げ後、2025年2月にもう一度の利下げがあると予想しているが、それ以降の追加利下げについては意見が分かれている。
(越後)