欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、買い戻し一服

 22日の欧州外国為替市場でドル円は買い戻し一服。20時時点では140.33円と17時時点(140.28円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。欧州時間に入ってからの買い戻しは140.63円付近までにとどまり、その後は全般円買い圧力が高まるなかで140円台前半に押し戻されている。

 ユーロ円は戻りが鈍い。20時時点では161.22円と17時時点(161.41円)と比べて19銭程度のユーロ安水準だった。東京市場からの弱い地合いが継続。独・中長期金利の低下も嫌気され一時161.16円まで下値を広げている。
 また、ポンド円は187.47円、豪ドル円は89.75円まで下げるなど、クロス円が全般弱い。24日に行われる日米財務相会談での円安是正議論への警戒感が引き続き重しとなっている模様。

 ユーロドルは20時時点では1.1488ドルと17時時点(1.1505ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ安水準だった。独金利低下が重しとなり安値圏で戻りが鈍い。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:139.89円 - 141.17円
ユーロドル:1.1482ドル - 1.1547ドル
ユーロ円:161.16円 - 162.32円


(越後)
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