ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロドル、強含み

 30日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは強含み。2時時点では1.0860ドルと24時時点(1.0849ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。独長期金利が上昇するなかユーロ買いが目立ち、1.0867ドルと21日以来の高値を更新。独10年債利回りは7月29日以来の高水準2.388%まで上昇した。

 ドル円は戻りが鈍い。2時時点では153.08円と24時時点(153.25円)と比べて17銭程度のドル安水準だった。独長期金利の上昇から、対ユーロでドルが売られた影響もあって153円付近へ下押した。

 ユーロ円は2時時点では166.26円と24時時点(166.26円)と同水準だった。ユーロドルの上昇に引っ張られ、7月30日以来の高値166.60円まで上値を伸ばした。その後は戻りの鈍いドル円の動向を受けた円買いの流れも影響し、166.20円付近へ下押した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.78円 - 153.49円
ユーロドル:1.0808ドル - 1.0867ドル
ユーロ円:165.51円 - 166.60円

(関口)
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