31日の主な要人発言(時間は日本時間)

10月31日14:49 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「利下げの規模は経済データ次第」
「インフレのゴールが視野に入っている」
「2024-26年のユーロ圏のリセッション(景気後退)は予想していない」

10月31日15:32 植田日銀総裁
「過去と比べると為替の変動が物価に影響を与える面がある」
「経済・物価見通しが実現していくとすれば、政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していく」
「米国はじめ海外経済の今後の展開や市場動向を十分注視」
「7月の利上げの影響はおおむね予想通り」
「企業のマインド面でも大きな影響は見られていない」
「情勢の見極めに必要な時間やタイミングで予断を持っていない」
「12月会合で多角的レビューを取りまとめる」
「(時間的余裕あるかとの質問に対し)金融政策は毎回の会合で判断」
「時間的余裕という表現は、6-7月から9月上旬に心配されていた米国のダウンサイドリスクを見極めるために使用していた」
「物価の中心的な見通しは先にいくほど確度は下になる」
「現在の所定内給与の伸びが続けば、見通し実現の確度高まる」
「利上げが続くことで想定外のマイナス効果が出てくることも考慮」
「今年と同じ程度の賃上げ率になれば物価目標に良い動き」
「賃上げ率だけで利上げの判断はできない」
「2%物価目標に照らすと、昨年中に本格的な出口に向かうオプションはなかった」
「おおむね全体として出口戦略による波乱はなく来れた」
「9月会合対比でリスク評価は弱めになっているが、まだリスクは残っている」

10月31日16:19 林官房長官
「日銀には引き続き政府と連携し物価目標の実現に向け適切な政策運営を行うと期待」

※時間は日本時間


(越後)
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