東京外国為替市場概況・15時 ドル円、強含み

 5日午後の東京外国為替市場でドル円は強含み。15時時点では152.42円と12時時点(152.25円)と比べて17銭程度のドル高水準だった。後場の日経平均株価が一時38620円付近まで上げ幅を拡大したことで、一時152.54円まで上値を伸ばした。 

 ユーロドルは小動き。15時時点では1.0878ドルと12時時点(1.0877ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。午前中のレンジ内(1.0873ドル-1.0881ドル)での小動きに終始した。

 ユーロ円は強含み。15時時点では165.81円と12時時点(165.61円)と比べて20銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれて、一時165.92円まで上値を伸ばした。

 豪ドル/ドルは0.6601ドル、豪ドル円は100.64円まで強含みに推移した。豪準備銀行(RBA)は予想通りに政策金利4.35%の据え置きを決定したが、声明で引き続き基調インフレが高いことを警戒しているとの言及があり、タカ派的なブロックRBA総裁の発言などでやや豪ドル買いとなった。なお、ブロックRBA総裁は「インフレ抑制の仕事、最後の部分は容易ではない」「金利は当面、景気抑制的に維持する必要がある」「インフレは、上振れリスクまだあると認識」「経済が予想以上に落ち込めば行動する用意がる」と述べた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.10円 - 152.54円
ユーロドル:1.0873ドル - 1.0881ドル
ユーロ円:165.41円 - 165.92円

(山下)
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