東京外国為替市場概況・12時 ドル円、上昇一服

 5日の東京外国為替市場でドル円は上昇一服。12時時点では152.25円とニューヨーク市場の終値(152.13円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。堅調な日本株の動きを眺めながら、10時過ぎには152.45円までドル買い円売りが進んだ。しかしながら米大統領選の投開票を控えて上昇力は強まらず、一巡後は持ち高調整の売りに押されて一時152.20円割れまで上値を切り下げた。

 ユーロ円は伸び悩み。12時時点では165.61円とニューヨーク市場の終値(165.48円)と比べて13銭程度のユーロ高水準だった。500円超高と強含む日経平均も支えに底堅く推移するなか、10月中国Caixinサービス部門PMIが予想を上回ったことを受けて165.78円までユーロ高・円安が進行。もっとも、その後はドル円の失速につれて165.50円台まで水準を切り下げた。

 ユーロドルは12時時点では1.0877ドルとニューヨーク市場の終値(1.0878ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。1.0870ドル台でもみ合いが続いた。
 ほか、豪ドル/ドルは0.6594ドルを上値に0.65ドル後半で小動き。この後12時30分に豪準備銀行(RBA)が政策金利を公表する。市場予想は4.35%で据え置き。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.10円 - 152.45円
ユーロドル:1.0873ドル - 1.0881ドル
ユーロ円:165.41円 - 165.78円


(小針)
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