ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロドル、軟調

 8日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは軟調。2時時点では1.0709ドルと24時時点(1.0750ドル)と比べて0.0041ドル程度のユーロ安水準だった。欧州株安を嫌気したリスクオフの動きが進んだほか、11月米ミシガン大学消費者態度指数速報値が予想より強い結果となり、米10年債利回りが低下幅を縮小したことも相場の重しとなった。昨日安値の1.0713ドルを下抜けて、一時1.0701ドルまで値を下げた。

 ユーロ円はじり安。2時時点では163.40円と24時時点(164.17円)と比べて77銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下落や欧州株安などを意識した円買い・ユーロ売りが進み、一時163.36円まで本日安値を更新した。

 ドル円は2時時点では152.58円と24時時点(152.71円)と比べて13銭程度のドル安水準だった。152.50円を挟んだ水準でのもみ合いとなった。欧州時間までの売りは一服したものの、全般にリスクオフムードも強いなかで買い戻しを進めるには至っていない。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.14円 - 153.37円
ユーロドル:1.0701ドル - 1.0807ドル
ユーロ円:163.36円 - 165.43円

(岩間)
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