13日の主な要人発言(時間は日本時間)

13日19:15 ナーゲル独連銀総裁
「コアインフレ率は依然としてかなり高い」
「サービス部門のインフレは、依然として価格圧力が顕著」
「トランプ次期米大統領の関税政策は独経済の縮小を招く可能性」

13日19:27 マン英中銀金融政策委員会(MPC)委員
「インフレは決して克服されたわけではない」
「英国のサービス部門インフレは非常に粘着性がある」
「エネルギー価格は、下がるよりも上がる可能性が高い」

13日22:57 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁
「CPIのヘッドラインは我々が進むべき道を裏付けている」
「次回会合までまだ6週間あり、さらなるデータが発表される」
「インフレは正しい方向に向かっていると確信している」
「インフレが2%超で高止まりしていると思わない」
「中立金利がどこにあるかについては大きな不確実性がある」
「経済が好調な状態が長く続くほど、中立金利は高くなるだろう」
「労働市場は良い状態にあると思う」

13日23:55 ローガン米ダラス連銀総裁
「FRBはおそらく追加利下げが必要となるが、慎重に進める必要」
「FRBが中立金利を大幅に超える利下げをした場合、インフレが再燃する可能性がある」
「FRBが何回利下げする必要があるか、またどのくらいのペースで行う必要があるかは不明」
「インフレ抑制に大きく前進」
「まだ物価安定には戻っていない」
「米国の経済活動は回復力がある」
「労働市場は徐々に冷え込んでいるが、大幅に弱まっているわけではない」
「インフレには上振れリスク、雇用には下振れリスクがある」

14日03:11 ムサレム米セントルイス連銀総裁
「物価安定に向けて『最後の一歩』を踏み出している可能性がある」
「インフレ率は中期的に2%の目標に収束すると予想」
「最近の情報は、インフレ率が上昇するリスクが高まっていることを示唆している一方で、雇用市場のリスクは不変または低下している」
「金融政策は、適切な位置づけにある」
「FRBは今後の利下げの決定に向けて、慎重かつ忍耐強くデータの判断を行うことができる」
「インフレ率が2%を超えている間は、金融政策は『適切に制限的』なままである」
「インフレ率が引き続き低下した場合、さらなる利下げは適切」
「労働市場は完全雇用の範囲内に依然としてある」
「堅調な経済は、第4四半期に向けて堅実な軌道に乗っている」

14日03:38 シュミッド米カンザスシティー連銀総裁
「FRBが今後どれくらい利下げを続けるか、そして金利がどこで落ち着くかはまだ分からない」
「これまでのFRBの利下げは、インフレ率が2%の目標に向かっているという信頼感の高まりを認めるものだ」
「生産性の伸びが人口増加の鈍化や財政赤字拡大の影響を上回れることを期待」

※時間は日本時間


(中村)
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