ドル円 156円OP付近の動向を引き続き警戒も、関連の動き一巡した可能性も

 ドル円は昨日、相場の引き下げ効果を示した可能性のあるオプション(OP)156.00円以下へ押し返される場面を挟みつつも、156円台へ戻してきた。引き続き同OPの相場引き下げ効果を警戒したいが、何度か156円付近で売り戻される動きを経て、同OP絡みのオペレーションが相応に一巡したことも考えられる。相場を繰り返し引き下げる動機が弱まっているとしたら、上昇を抑えるような売りオーダーが乏しい上値を試す動きが強まることも考えられるため付近の動向を注視したい。

(関口)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。