15日の主な要人発言(時間は日本時間)

15日05:35 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
「FRBには国民と議会に説明する義務がある」
「より確実性が高まるまで政策変更には慎重になる」
「決定を下す際、政権のことは考えない」
「経済が弱まれば利下げの余地は大きい」
「今日のインフレデータは予想よりも大きな変動」
「インフレは今後も不安定な道をたどるとみている」
「データで利下げ減速可能になるなら正しい行動のように思える」

15日11:06 加藤財務相
「米為替報告書では、引き続き適切な対応をはかっていく」
「足元の為替は、一方的な、急激な動きもみられる」
「為替市場の動向を極めて高い緊張感をもって注視」
「為替の行き過ぎた動きには適切な対応とっていく」

15日22:44 グールズビー米シカゴ連銀総裁
「コアPCEは依然として高すぎる」
「経済の基本的なストーリーは、インフレ率の低下、労働市場の冷え込みから完全雇用への転換のまま」
「インフレが下がり続ける限り、金利は今よりずっと低くなるだろう」
「FRBにとって重要なのは、今後発表される新たな月間インフレデータ。2%に到達しなければならない」
「10年債利回りが上昇している理由を解明し、長期金利に注意を払う必要がある」
「長期金利の上昇は、経済成長率の上昇予想や、利下げペースの鈍化に対する市場の懸念による可能性がある」
「中立的な金利水準への移行には12-18カ月かかると考えている」
16日04:21
「9月のFOMC予測に沿って利下げを検討する」
「過去数週間で大きな変化はない」
「中立金利をめぐる議論は利下げペース減速を後押しする可能性」

16日00:22 チポローネECB専務理事
「利下げのペースと範囲は今後発表されるデータ次第」
「緩やかな消費主導の回復傾向が続いている」
「インフレ率が2%の目標に向けてタイムリーに収束することを確実にするために、必要な範囲を超えて過度に制限的な政策を実施すべきではない」
「回復が強まるかどうかはまだ確認されていないが、経済成長に対するリスクは下振れ傾向にある」

※時間は日本時間


(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。