今日の株式見通し=軟調か 米国ではナスダックが大幅下落
東京市場は軟調か。先週末の米国株は下落。ダウ平均は305ドル安の43444ドルで取引を終えた。利下げに対する期待が後退する中、安く始まり場中は下げ幅を広げるリスク回避ムードの強い地合い。決算を発表したアプライド・マテリアルズが9%超下落しており、エヌビディアも3%超下落するなど半導体株が弱く、ナスダックが2%台の下落となった。ドル円は足元154円40銭近辺で推移している。急速な円安進行に伴い日銀の追加利上げも意識される中、巻き戻しで大きく円高に振れた。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて655円安の38015円、ドル建てが630円安の38040円で取引を終えた。
米国株が大きく下げており、CME225先物は大幅下振れスタートを示唆している。日本株も警戒売りに押されることになるだろう。円安にブレーキがかかったことは中期的にはプラスの側面もあるが、今のタイミングではリスクオフを想起させる。国内は決算発表が一巡して手がかり難。大きく水準を切り下げて始まり、戻りも鈍いと予想する。日経平均の予想レンジは37800円-38400円。
米国株が大きく下げており、CME225先物は大幅下振れスタートを示唆している。日本株も警戒売りに押されることになるだろう。円安にブレーキがかかったことは中期的にはプラスの側面もあるが、今のタイミングではリスクオフを想起させる。国内は決算発表が一巡して手がかり難。大きく水準を切り下げて始まり、戻りも鈍いと予想する。日経平均の予想レンジは37800円-38400円。