豪銀行規制当局、住宅ローン審査基準を維持
オーストラリアの銀行規制当局であるAPRAは家庭の高い負債、生活費の圧力、信用成長の増加、雇用市場の弱体化を理由に、住宅ローンの審査時に顧客の返済能力を確認する上で適用される上乗せ金利を3%で維持することを発表した。APRAはインフレが緩和し金利上昇のリスクが低下しているものの、労働市場の鈍化による「家計収入へのショック」の可能性を指摘。この措置により、新規借り手が現在の住宅ローン金利に3%上乗せした利率で返済能力を評価されることになる。
(越後)
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