東京外国為替市場概況・12時 カナダドル、売り一服
26日の東京外国為替市場でカナダドルは売りが一服。トランプ米次期大統領の関税強化策が友好国カナダにも及ぶことを嫌気したカナダドル(CAD)売りは、対ドルで1.4178CAD、対円では108.61円で一巡。その後、カナダ株先物や日経平均が下げ幅を縮小するのを眺め、カナダドルも買い戻す動きが見受けられた。対ドルでは1.4110CAD付近、対円でも109.10円台まで持ち直している。
ドル円は戻りが鈍い。12時時点では153.98円とニューヨーク市場の終値(154.23円)と比べて25銭程度のドル安水準だった。軟調な日本株を眺め、10時30分前には153.84円まで下値を広げた。日経平均の下げ幅縮小や中国株の底堅さを受けて切り返すも、154.20円台までだった。一巡後は再び154円割れまで売り押されている。
ユーロドルは下げ幅縮小。12時時点では1.0460ドルとニューヨーク市場の終値(1.0495ドル)と比べて0.0035ドル程度のユーロ安水準だった。トランプ関税を背景としたドル買いが一服すると、1.0460ドル台まで下値を切り上げた。
ユーロ円は下落一服。12時時点では161.07円とニューヨーク市場の終値(161.87円)と比べて80銭程度のユーロ安水準だった。リスク回避ムードの強まりを受けて160.59円までユーロ安・円高が進んだ。その後、朝方から急ピッチで売られた反動から持ち直し、株式市場が下げ渋った場面では161.20円台まで下値を切り上げた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.84円 - 154.49円
ユーロドル:1.0425ドル - 1.0501ドル
ユーロ円:160.59円 - 161.95円
(小針)
ドル円は戻りが鈍い。12時時点では153.98円とニューヨーク市場の終値(154.23円)と比べて25銭程度のドル安水準だった。軟調な日本株を眺め、10時30分前には153.84円まで下値を広げた。日経平均の下げ幅縮小や中国株の底堅さを受けて切り返すも、154.20円台までだった。一巡後は再び154円割れまで売り押されている。
ユーロドルは下げ幅縮小。12時時点では1.0460ドルとニューヨーク市場の終値(1.0495ドル)と比べて0.0035ドル程度のユーロ安水準だった。トランプ関税を背景としたドル買いが一服すると、1.0460ドル台まで下値を切り上げた。
ユーロ円は下落一服。12時時点では161.07円とニューヨーク市場の終値(161.87円)と比べて80銭程度のユーロ安水準だった。リスク回避ムードの強まりを受けて160.59円までユーロ安・円高が進んだ。その後、朝方から急ピッチで売られた反動から持ち直し、株式市場が下げ渋った場面では161.20円台まで下値を切り上げた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.84円 - 154.49円
ユーロドル:1.0425ドル - 1.0501ドル
ユーロ円:160.59円 - 161.95円
(小針)