東京外国為替市場概況・17時 ドル円、買い戻し

 26日午後の東京外国為替市場でドル円は買い戻し。17時時点では154.03円と15時時点(153.71円)と比べて32銭程度のドル高水準だった。欧州タイムに入って時間外の米10年債利回りが4.29%台まで上昇したことを手掛かりにショートカバーが優勢に。一時154.22円付近まで持ち直した。

 ユーロ円も買い戻し。17時時点では161.30円と15時時点(161.02円)と比べて28銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の反発につれる形で161.66円付近まで切り返している。なお、トランプ次期米大統領の関税発言で急落したカナダドル円やメキシコペソ円は戻りが鈍く、それぞれ109.05円前後、7.46円付近で推移している。

 ユーロドルは17時時点では1.0472ドルと15時時点(1.0475ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。東京市場での上下が落ち着くと次第に1.04ドル台後半でこう着した。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:153.55円 - 154.49円
ユーロドル:1.0425ドル - 1.0501ドル
ユーロ円:160.59円 - 161.95円

(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。