ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、頭重い

 25日のニューヨーク外国為替市場でドル円は頭が重い。24時時点では153.73円と22時時点(154.19円)と比べて46銭程度のドル安水準だった。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.28%台まで低下すると円買い・ドル売りが先行。23時30分過ぎに一時153.63円付近まで下押しした。ただ、アジア時間に付けた日通し安値153.55円が目先サポートとして意識されると売りは一服した。

 ユーロドルは強含み。24時時点では1.0508ドルと22時時点(1.0488ドル)と比べて0.0020ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが入ると一時1.0530ドルと日通し高値を更新した。

 ユーロ円は24時時点では161.55円と22時時点(161.73円)と比べて18銭程度のユーロ安水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.55円 - 154.72円
ユーロドル:1.0429ドル - 1.0530ドル
ユーロ円:160.99円 - 162.12円


(中村)
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