ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、上昇幅を拡大

 19日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上昇幅を拡大。4時時点では154.58円と2時時点(154.36円)と比べて22銭程度のドル高水準だった。地政学関連の懸念緩和によるリスク回避後退の円売りが持続。154.80円まで上値を広げた。

 ユーロ円も円安推移。4時時点では163.70円と2時時点(163.27円)と比べて43銭程度のユーロ高水準だった。リスク回避の後退による円売りが進み、163.75円前後まで戻した。アジア早朝に推移していたレンジまで水準を回復した。

 ユーロドルは底堅い。4時時点では1.0590ドルと2時時点(1.0577ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。リスク回避姿勢の緩和やユーロ円の戻りが支え。ただ、対円でドルも上昇したため一定のレンジにとどまった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.29円 - 154.80円
ユーロドル:1.0524ドル - 1.0601ドル
ユーロ円:161.50円 - 163.96円

(関口)
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