ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、軟調

 15日のニューヨーク外国為替市場でドル円は軟調。2時時点では154.59円と24時時点(155.55円)と比べて96銭程度のドル安水準だった。ダウ平均が軟調に推移したほか、米10年債利回りの上昇幅縮小も重しとなり、軟調に推移。2時過ぎに154.51円まで下値を広げた。

 ユーロ円も軟調。2時時点では163.12円と24時時点(163.82円)と比べて70銭程度のユーロ安水準だった。日米株価指数の下落を背景にリスク回避の円買い・ユーロ売りが入ると、先月22日以来となる162.95円まで下落。売り一巡後は163.30円台まで値を戻したが上値は重く、その後163.00円前後まで再び値を下げた。

 ユーロドルは小高い。2時時点では1.0552ドルと24時時点(1.0531ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ高水準だった。24時前に1.0523ドルの安値を見た後は緩やかに買い戻される流れが続く中、米長期金利の上昇幅縮小もあり、1.0550ドル台までやや値を上げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.51円 - 156.75円
ユーロドル:1.0523ドル - 1.0593ドル
ユーロ円:162.95円 - 165.04円

(川畑)
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