ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、売買交錯
15日のニューヨーク外国為替市場でドル円は売買が交錯。24時時点では155.55円と22時時点(155.37円)と比べて18銭程度のドル高水準だった。良好な結果となった米経済指標を受けて買いが入った半面、米国株相場や日経平均先物の下落などを背景にリスク・オフの円買い・ドル売りが入ったため、相場はもみ合いとなった。22時30分過ぎに155.72円付近まで上げたあとは155.12円と日通し安値を更新したものの、米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.5007%前後と5月31日以来の高水準を付けると155.77円付近まで再び強含んだ。
なお、10月米小売売上高は前月比0.4%増と予想の0.3%増を上回り、自動車を除く数値は前月比0.1%増と予想の0.3%増を下回ったものの、前月の数値が大幅に上方修正された。また、11月米ニューヨーク連銀製造業景気指数は31.2と予想の▲0.7を大きく上回り、10月米輸入物価指数も前月比0.3%上昇と予想の0.1%低下に反して上昇した。
ユーロドルは頭が重かった。24時時点では1.0531ドルと22時時点(1.0576ドル)と比べて0.0045ドル程度のユーロ安水準だった。22時過ぎに一時1.0593ドルと日通し高値を付けたものの、その後発表の米経済指標が概ね良好な結果だったことが分かると一転売りが優勢となった。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いも出て、一時1.0523ドルと日通し安値を更新した。
ユーロ円はさえない。24時時点では163.82円と22時時点(164.33円)と比べて51銭程度のユーロ安水準。日米株価指数の下落を背景にリスク回避の円買い・ユーロ売りが入ると一時163.71円と本日安値を付けた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.12円 - 156.75円
ユーロドル:1.0523ドル - 1.0593ドル
ユーロ円:163.71円 - 165.04円
(中村)
なお、10月米小売売上高は前月比0.4%増と予想の0.3%増を上回り、自動車を除く数値は前月比0.1%増と予想の0.3%増を下回ったものの、前月の数値が大幅に上方修正された。また、11月米ニューヨーク連銀製造業景気指数は31.2と予想の▲0.7を大きく上回り、10月米輸入物価指数も前月比0.3%上昇と予想の0.1%低下に反して上昇した。
ユーロドルは頭が重かった。24時時点では1.0531ドルと22時時点(1.0576ドル)と比べて0.0045ドル程度のユーロ安水準だった。22時過ぎに一時1.0593ドルと日通し高値を付けたものの、その後発表の米経済指標が概ね良好な結果だったことが分かると一転売りが優勢となった。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いも出て、一時1.0523ドルと日通し安値を更新した。
ユーロ円はさえない。24時時点では163.82円と22時時点(164.33円)と比べて51銭程度のユーロ安水準。日米株価指数の下落を背景にリスク回避の円買い・ユーロ売りが入ると一時163.71円と本日安値を付けた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.12円 - 156.75円
ユーロドル:1.0523ドル - 1.0593ドル
ユーロ円:163.71円 - 165.04円
(中村)