ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、一段安

 15日のニューヨーク外国為替市場でドル円は一段安。4時時点では153.91円と2時時点(154.59円)と比べて68銭程度のドル安水準だった。NY序盤からの米株や日経平均先物の軟調推移を背景とするリスク回避の動きが続く中、154円の節目を割り込むと153.86円まで下値を広げた。米10年債利回りが4.40%台まで低下したことも重しとなった。

 ユーロ円も軟調。4時時点では162.41円と2時時点(163.12円)と比べて71銭程度のユーロ安水準だった。日米株価指数の下落を背景にリスク回避の円買いが続く中、先月21日以来となる162.32円まで下値を広げた。また、ポンド円が194.30円まで、豪ドル円は99.42円まで、NZドル円は90.25円まで、それぞれ下落している。

 ユーロドルは様子見。4時時点では1.0551ドルと2時時点(1.0552ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。2時過ぎに1.0550ドル台まで値を上げるも伸び悩むと、その後ユーロ円の下げに連れて1.0530ドル台まで下押すも一時的となるなど、1.05ドル台半ばで方向感が定まらなかった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.86円 - 156.75円
ユーロドル:1.0523ドル - 1.0593ドル
ユーロ円:162.32円 - 165.04円


(川畑)
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