ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、強含み

 22日のニューヨーク外国為替市場でドル円は強含み。24時時点では154.87円と22時時点(154.49円)と比べて38銭程度のドル高水準だった。米長期金利が低下幅を縮めると円売り・ドル買いが先行。11月米製造業PMI速報値が48.8と市場予想と一致し、11月米サービス部門PMI速報値が57.0と予想の55.2を上回ると買いが優勢となり、一時155.02円と日通し高値を付けた。
 ただ、その後発表された11月米ミシガン大学消費者態度指数確報値が71.8と予想の73.7を下回ると上昇は一服した。

 ユーロドルは戻りが鈍い。24時時点では1.0403ドルと22時時点(1.0407ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。この日発表されたユーロ圏の景況感を示す指標が総じて弱い内容だったことから、引き続き戻りの鈍い状況が続いている。

 ユーロ円はじり高。24時時点では161.11円と22時時点(160.79円)と比べて32銭程度のユーロ高水準。ドル円の上昇につれた円売り・ユーロ買いが出た。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.97円 - 155.02円
ユーロドル:1.0335ドル - 1.0498ドル
ユーロ円:159.93円 - 162.49円

(中村)
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