ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、上値重い

 26日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは上値が重い。24時時点では1.0502ドルと22時時点(1.0523ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ安水準だった。21時30分前に一時1.0545ドルと日通し高値を付けたものの、買い戻しはあくまでポジション調整の域を出ず長続きしなかった。米長期金利が再び上昇したことも相場の重しとなり、23時過ぎには1.0490ドル付近まで下押しした。

 ドル円は下値が堅い。24時時点では153.51円と22時時点(153.24円)と比べて27銭程度のドル高水準だった。米感謝祭ウィークに入り、市場流動性が低下する中、ポジション調整目的のドル売りが先行。22時過ぎに一時152.99円と11日以来の安値を更新した。ただ、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げ、153.68円付近まで下げ渋った。

 ユーロ円は24時時点では161.22円と22時時点(161.26円)と比べて4銭程度のユーロ安水準。22時過ぎに一時160.99円付近まで値を下げたものの、アジア時間に付けた日通し安値160.59円が目先サポートとして意識されると下げ渋った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.99円 - 154.49円
ユーロドル:1.0425ドル - 1.0545ドル
ユーロ円:160.59円 - 162.01円


(中村)
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