欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、底堅い

 28日の欧州外国為替市場でドル円は底堅い。20時時点では151.85円と17時時点(151.75円)と比べて10銭程度のドル高水準だった。トランプ次期米大統領の関税政策に対する過度な警戒感がやや後退するなか、対メキシコペソを中心に円売りが強まった流れに沿って一時151.95円まで上値を伸ばした。ただ、200日移動平均線が位置する152.00円を前に買いは一服している。

 ユーロ円は堅調。20時時点では160.21円と17時時点(159.91円)と比べて30銭程度のユーロ高水準だった。ペソ円が7.52円まで上昇したことでその他クロス円にも買いが波及し、一時160.34円まで上げ幅を広げた。独DAXが上昇していることも相場を支えた。

 ユーロドルは20時時点では1.0550ドルと17時時点(1.0538ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。欧州時間に入ると方向感がなくなり、1.0540ドルを挟んだ動きが続いている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:150.93円 - 151.95円
ユーロドル:1.0528ドル - 1.0570ドル
ユーロ円:159.51円 - 160.34円


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。