欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、下値堅い

 29日の欧州外国為替市場でドル円は下値が堅い。22時時点では150.15円と20時時点(149.96円)と比べて19銭程度のドル高水準だった。動き自体は鈍いものの、一時は4.20%台まで低下していた米10年債利回りが4.22%台まで低下幅を縮めたことなどを支えに150円台前半を維持している。

 ユーロドルは小動き。22時時点では1.0564ドルと20時時点(1.0564ドル)とほぼ同水準だった。NY勢の本格参入を前に1.0560ドル台を中心にこう着している。ただ、本日は感謝祭翌日で米債券・株式・商品市場が短縮取引とあって市場参加者は依然として少なく、値動きは期待できなさそうだ。

 ユーロ円は22時時点では158.62円と20時時点(158.42円)と比べて20銭程度のユーロ高水準だった。ドル円につれ高となっている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:149.54円 - 151.55円
ユーロドル:1.0548ドル - 1.0597ドル
ユーロ円:158.22円 - 159.97円


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。