カナダドル、対ドルで4年8カ月ぶりの安値 米加通商摩擦を懸念

 カナダドルは対ドルで2020年4月以来となる1.4212CADまでドル高・カナダドル売りが進行。一部通信社で、「カナダ政府は、トランプ次期大統領が関税を課した場合にはウランと石油に輸出税を導入することを検討している」と報じられると、米加間の通商摩擦悪化懸念がカナダドル売りを促した。
 もっとも、カナダのウラン鉱山会社カメコの株価は当初下落したが、すぐに回復していることもあり、両国間が本格的に課税を強化することもないのではないかとの声もある。

(松井)
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