今日の株式見通し=軟調か 強めの11月PPIを受けて米国株は下落
東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は234ドル安の43914ドルで取引を終えた。11月生産者物価指数(PPI)が市場予想を上回り、10年債利回りが4.3%台に乗せるなど金利が上昇。序盤ではプラスで推移する場面もあったが、中盤以降は売りに押され、安値圏で終了した。ドル円は足元152円60銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて145円安の39665円、ドル建てが20円安の39790円で取引を終えた。
米国株は利益確定のような動きではあったが、日経平均もきのう一時4万円を上回るなど大きく上昇しており、米国株安を受けて売りが優勢になると予想する。メジャーSQ日であることや、寄り前に12月日銀短観が発表されることなどから、序盤は振れ幅が大きくなる可能性がある。日銀短観が強い内容となった場合には、来週の日銀会合での利上げが意識されてリスク回避の動きが強めに出てくる展開も想定される。一方、無難な内容であれば今回は利上げ見送りとの見方が強まり、売り圧力が和らぐと思われる。また、円安基調が続いている点は下支え要因となる。深押しするようなら下値は拾われやすく、序盤の売り買いをこなした後はやや弱めで推移する時間が長くなると予想する。日経平均の予想レンジは39500円-39950円。
米国株は利益確定のような動きではあったが、日経平均もきのう一時4万円を上回るなど大きく上昇しており、米国株安を受けて売りが優勢になると予想する。メジャーSQ日であることや、寄り前に12月日銀短観が発表されることなどから、序盤は振れ幅が大きくなる可能性がある。日銀短観が強い内容となった場合には、来週の日銀会合での利上げが意識されてリスク回避の動きが強めに出てくる展開も想定される。一方、無難な内容であれば今回は利上げ見送りとの見方が強まり、売り圧力が和らぐと思われる。また、円安基調が続いている点は下支え要因となる。深押しするようなら下値は拾われやすく、序盤の売り買いをこなした後はやや弱めで推移する時間が長くなると予想する。日経平均の予想レンジは39500円-39950円。