18日の主な要人発言(時間は日本時間)

18日17:35 ウンシュ・ベルギー中銀総裁
「空から降ってくるお金は良い結果にならない」
「インフレ目標を変更する意向はない」
「インフレ、賃金、成長、PMIを注視する」
「金利は2%前後に落ち着くと思う」
「ユーロがパリティなら競争力をそれほど失わないだろう」
「ユーロの大幅な下落は関税の成長への影響を緩和し、インフレへの影響を大きくするだろう」
「関税の影響は為替レートの反応次第だ」

19日00:08 レーン欧州中央銀行(ECB)専務理事兼チーフ・エコノミスト
「米通商政策などを巡る不確実性が高い中、政策は会合ごとに決定」
「特定の金利の道筋を確約しないことが賢明」

19日04:02 米連邦公開市場委員会(FOMC)声明
「最近の指標は経済活動が引き続き堅調なペースで拡大していることを示している」
「今年初め以来、労働市場の状況は概ね緩和しており、失業率は上昇しているが依然として低い」
「インフレ率は委員会の2%のインフレ目標に向けて進展しているが、依然としてやや高い水準にある」
「委員会は雇用最大化と長期的な2%のインフレ率の達成を目指す」
「委員会は、雇用とインフレ率の目標達成に対するリスクはほぼ均衡していると判断」
「経済の見通しは不確実で、委員会は2つの使命の両面に対するリスクを注視している」
「目標を支援するため、委員会はFF金利の目標誘導レンジを0.25%引き下げ、4.25-4.50%にすることを決定した」
「FF金利の目標誘導レンジの追加調整を検討するに当たり、委員会は今後もたらされるデータ、変化する見通し、リスクのバランスを慎重に評価する」
「委員会は保有する米国債およびエージェンシーローン担保証券の削減を続ける」
「委員会は雇用最大化を支援し、インフレ率を2%の目標に戻すことに強く取り組む」
「金融政策の適切な姿勢を評価するに当たり、委員会は今後もたらされる経済見通しに関する情報の意味を引き続き監視する」
「もしも委員会の目標の達成を妨げる可能性があるリスクが生じた場合、委員会は金融政策の姿勢を適切に調整する準備がある」
「委員会の評価は、労働市場の状況、インフレ圧力、インフレ期待、金融と世界の動向を含む幅広い情報を考慮する」
「今回の決定に反対したのはハマック米クリーブランド連銀総裁で金利据え置きを主張」

19日04:35 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
「労働市場の状況は引き続き堅調」
「企業投資は強化され、住宅は引き続き弱い」
「消費支出は引き続き堅調」
「労働市場の状況は2019年ほどタイトでなくなっている」
「経済活動は堅調なペースで拡大」
「インフレは2%の目標にかなり近づいている」
「長期的なインフレ期待はしっかりと抑制されているようだ」
「追加調整を検討する上で慎重姿勢を強める可能性」
「政策は利下げ開始前よりも大幅に緩和」
「FRBは金利に関して事前に設定された方針をとっていない」
「当局者は来年の政策金利を高く予想、インフレ率の上昇と一致」
「金利は中立水準にかなり近づいたが、依然として制限的」
「インフレを巡るリスクと不確実性は高まっている」
「来年の利下げはデータに応じて行われる」
「一部メンバーは潜在的な政策変更を予測に反映させた」
「金利が中立水準に近いことも慎重になるもう1つの理由」
「金利調整プロセスの新たな段階に入った」

※時間は日本時間


(中村)
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