東京外国為替市場概況・15時 ドル円、じり安

 24日午後の東京外国為替市場でドル円はじり安。15時時点では157.00円と12時時点(157.12円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。午前に伝えられた加藤財務相の円安けん制発言を受けて、ドル円はじり安になる流れを引き継いだほか、日経平均の軟調推移も重しとなり、156.89円まで下値を広げた。

 ユーロ円は弱含み。15時時点では163.15円と12時時点(163.32円)と比べて17銭程度のユーロ安水準だった。株安の流れが重しとなるなか、163.03円まで下落した。

 ユーロドルは下げ渋り。15時時点では1.0397ドルと12時時点(1.0400ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円の下げに連れて1.0389ドルまで小幅安となるも、前日安値1.0384ドルが目先のサポートして意識されたほか、ドル円でドル売りとなったこともあり、その後は下げ渋った。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.89円 - 157.39円
ユーロドル:1.0389ドル - 1.0410ドル
ユーロ円:163.03円 - 163.60円


(川畑)
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